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第6話 奇跡を呼ぶ最終打席

ダーク財団は十郎太のスカウトを画策していた。しかしその誘いをあっさりと断る十郎太。修行によって自分を高めようとする十郎太にとって、目の前につまれた大金は、興味がないばかりか、卑劣な行いにしか見えなかったのだ。日々の修行に行き詰まりを感じていた十郎太はそんな時、マグナムのアイアンリーグに対する熱意を思い起こして心を揺り動かされるのだった。一方ダークとの試合に臨んでいたシルバーキャッスルはダークのラフプレーに苦戦を強いられていた。前回の試合でブルアーマーに打ちとられて自信を失っていたゴールドアームが、マグナムつぶしに出ていたからだ。腕をやられ、44ソニックもまともに投げられないマグナム。3対0まで点差は開き、他の選手も疲弊していく。最終回の攻撃で一点を返し、どうにか1、2塁に出塁するもののすでにツーアウト。打者もゴールドアームのジェノサイドスクリューによって満身創痍だ。もうだめか!?そう思った時、代打に立つ者がいた。極十郎太だ。彼はチームメイトの期待をバットにこめ、ホームランを打ち放つ。それはシルバーキャッスルの逆転勝利の瞬間であり、十郎太が仲間になった証でもあった。

マグナムエース:松本保典/マッハウインディ:置鮎龍太郎/キアイリュウケン:堀川 亮/ブルアーマー:茶風林/極十郎太:山口勝平/エドモンド銀城:玄田哲章/ルリー銀城:横山智佐/ゴールドアーム:梁田清之/ゴールドマスク:太田真一郎/ブラックマン:松尾銀三/ヒドウ:坂東尚樹/アナウンサー:山崎たくみ/ギロチ:菅原正志

脚本:外池省二/絵コンテ:赤根和樹/演出:織田美浩/作画監督:本橋秀之

原画:渡部圭祐、古田詔治、飯飼一幸、牧野行洋、長屋侑利子、宮田忠明、秋山英一、小森高博、上田和子/動画チェック:岩長幸一/動画:山本みどり、赤坂理恵子、島田悌三、竹之内節子、山口善徳、山元 浩/色彩設計:中山しほ子/色指定:岩沢れい子/仕上:九 魔、松本昌絵、森岡由企子、小田切好次、杉森 司/特殊効果:干場 豊(マリックス)/タイトル・リスワーク:マキ・プロ/背景:スタジオ・イースター、南沢貞子、高橋智子、プロダクショアイ、吉野亜貴子、長島若葉/設定協力:スタジオぬえ/島本和彦、石垣純哉/オープニングアニメーション(絵コンテ:赤根和樹/作画:山田浩之、都留稔幸、渡部圭祐、本橋秀之)/エンディングアニメーション(絵コンテ:こだま兼嗣/作画:遠藤裕一)/撮影:旭プロダクション、土岐浩司、新矢秀和、榊原 広、杉澤義雄/編集:鶴渕友彰/効果:横山正和/整音:大城久典、田中章喜/録音:APUスタジオ/音響制作:オーディオ・プランニング・ユー/現像:東京現像所/文芸:稲荷昭彦/設定制作:中山浩太郎/制作助手:服部陽子/制作デスク:松村圭一/制作進行:斉藤正志、松本康義/広報担当:栗原一路(テレビ東京)/音楽協力:テレビ東京ミュージック