STORY

第11話 暴走のフィールド!

トップジョイの記憶を預かったマグナムは、この試合からダークが投入した新リーガー・S-XXXが軍事兵器アイアンソルジャーであることを見ぬいていた。マグナム潰しを命令されていたS-XXXは、目的のためならばダークの味方選手でもかまわず排除する新たな刺客だったのだ。驚異的なパワーと恐るべき分析能力に圧倒されるシルバーキャッスル。だがそんな状況でもマグナムとウインディのコンビプレーはS-XXXを凌駕する。その状況は、ダークにとって非常に芳しくないものだった。今回の試合は、今後のリーグ戦へ向けてのシルバーキャッスル潰しであると同時に、S-XXXを始めとするアイアンソルジャーのプロモーションをも兼ねていたのだった。そのため客席にはS-XXXの性能を確認するために招待された武器商人の姿があった。しかし試合はシルバーキャッスルムードに傾きつつあり、焦ったダークはS-XXXから発信されてきたアタックモードの発動要請を、意味もわからず承認してしまう。完全に兵器と化し、辺りかまわず銃弾をブチこむS-XXX。スタジアムは阿鼻叫喚の地獄絵図と化した。マグナムやシルバーの選手たちはS-XXXを止めるべく奮闘。不本意ながらもS-XXXを攻撃し、沈黙させるのだった。その頃セクションXでは、マグナムがかつてダークの選手であったとの判断を下していた。

マグナムエース:松本保典/マッハウインディ:置鮎龍太郎/キアイリュウケン:堀川 亮/ブルアーマー:茶風林/極十郎太:山口勝平/トップジョイ:小杉十郎太/ルリー銀城:横山智佐/ヒロシ:高乃 麗/ジョージィ:小山ゆかり/アナウンサー:山崎たくみ/ロガシー:坂東尚樹/ギロチ:菅原正志/リッチー:中田和宏/ブルー:梁田清之/エドモンド銀城・ナレーション:玄田哲章

脚本:稲荷昭彦/絵コンテ:高瀬節夫/演出:高瀬節夫/作画監督:本橋秀之、飯飼一幸

原画:安田好孝、鰐渕和彦、井上 哲、吉本拓二、重田 智、中西修史、室井ふみえ/動画チェック:尾尻進矢/動画:スタジオディーン、栗原めぐみ、清丸 悟、松本 弘、藤井 牧、MAGMA/色彩設計:中山しほ子/色指定:大須賀隆純/仕上:スタジオディーン、新井こずえ、佐藤典子、長野容子、治田利恵子、HANWOOL/特殊効果/斉藤●(●=丈に`)史/タイトル・リスワーク:マキ・プロ/背景:プロダクションアイ、吉野亜貴子、長島若葉、羽鳥雅美、本城邦夫、小倉一男/設定協力:スタジオぬえ、島本和彦、石垣純哉/オープニングアニメーション(絵コンテ:赤根和樹/作画:山田浩之、都留稔幸、渡部圭祐、本橋秀之)/エンディングアニメーション(絵コンテ:こだま兼嗣/作画:遠藤裕一)/撮影:ティ・ニシムラ、石塚知義、星 知弥、高橋勇夫、勝又雄一、細谷知代/編集:鶴渕友彰/効果:横山正和/整音:大城久典、田中章喜/録音:APUスタジオ/音響制作:オーディオ・プランニング・ユー/現像:東京現像所/文芸:稲荷昭彦/設定制作:中山浩太郎/制作助手:服部陽子/制作デスク:松村圭一、出口秀男/制作進行:鈴木芳成/制作協力:スタジオディーン/広報担当:栗原一路(テレビ東京)/音楽協力:テレビ東京ミュージック